筑波大学トレーナーチーム 筑波大学トレーナーチーム
学生トレーナーズミーティング9月:「腰痛」2016年1月13日
2015.9.28(Mon)

学生トレーナーズミーティング9月のテーマは、「腰痛」でした。

腰痛は、日本人の10人に1人に症状があり、90%の人が一生に一度は経験するといわれています。
日常生活においても腰痛という言葉はよく耳にしますが、実際に腰痛とはどのようなものなのでしょうか。

腰痛には、確立された定義がありません。
腰の痛みに対して原因が明らかでない場合もあります。
その中でも股関節や体幹周りを中心とした筋力、柔軟性、姿勢は評価の際にとても重要で、これらの機能低下・異常が腰痛の原因となることが多くあります。

腰痛は、3つに大別されます。
①屈曲型(上半身をを前に倒した際に痛みが出る)
②伸展型(上半身をを後ろに倒した際に痛みが出る)
③回旋型(身体を左右にひねった際に痛みが出る)

それぞれのタイプで特徴があり、どこの筋力低下が起きやすいか、どこの柔軟性が低下していることが多いか、どんな姿勢の人に多いか・・・などといった点を中心に勉強を行いました。

例えば、屈曲型の腰痛では、ハムストリングスや臀筋群の柔軟性低下、猫背、後方重心などを特徴として持っていることが多いといわれています。

それぞれの特徴を踏まえたうえで、実際に選手を観察する際にどのようにチェックすればいいかという点も実技を通じて勉強しました。

さらに、3つの症例を出して、それぞれどのような評価・対応が必要かをシミュレーションし、グループごとにディスカッションをしました。

各グループで同じ症例に対しても評価の仕方に違った部分がみられ、足りない点なども学習することができました。

今回、勉強した腰痛は一般的な概念についてであり、この考えがすべてに通ずるわけではありません。
また、器質的なものや機能的なものだけでなく、心理的な側面も影響することがあります。

型にはまった考え方だけでなく、選手それぞれに応じた評価・対応ができるようにさらに知識を深めていく必要があると感じました。


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Sレベルトレーナー 博士前期課程 2年 下野俊彦
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