筑波大学ラグビー部
関東大学ジュニア選手権 関東学院大学戦 試合観戦記2012年12月 1日

 

 昨年12月13日ジュニア選手権入れ替え戦、対関東学院大学で筑波大学ラグビー部は念願のカテゴリー1昇格を成し遂げた。

 


 あれから一年、今度はカテゴリー1として入れ替え戦に望む事になった。
 相手は昨年と同じ関東学院大学である。

 

 

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 雲一つない晴天の中、関東学院大学のキックオフでゲームが始まった。序盤マイボールスクラムから一次攻撃でパスミスを犯し相手にターンオーバーされ責められる。最後は連続攻撃からハーフに持ち込まれ先制トライを許す。
 トライされた直後のキックオフでプレッシャーをかけ、敵陣へ攻め込む。トライラインに迫り、ラストパスがフィニッシャー竹中に渡ったかと思いきや、スローフォワードをとられてしまい再び関東学院大学ボールとなってしまう。
 その後もゲームキャプテン下釜の強烈突破や竹田の思い切りのいいアタックでチャンスを作るもののあと一歩のところで得点ができない。
 しかし後半34分ようやく壁を乗り越える。ゴール前スクラムで平山が対面との体重差60キロもあるスクラムのプレッシャーを耐え、効果的なラインアタックを演出すると、最後はSH吉沢が一瞬のスキをつきトライ。竹田のゴールキックは惜しくもポストに当たってしまい外れたため5-5となる。
これで勢いに乗れるかと思ったがキックオフでターンオーバーされ早い展開でアタックされるとディフェンスの一瞬のコミュニケーションミスでトライを奪われ、前半を5-10とリードされたまま折り返す形となった。やはり入れ替え戦で防衛する立場ゆえのプレッシャーがあるのであろうか。

 

 

 

 しかしハーフタイムで焦っている選手はいなかった。

 


kanto2.JPG 後半に入りキックオフからの相手リターンハイパントを藤井が長い手足胴をフルに使いしっかり処理。そこから松下の絶妙なキック、相手が処理にもたついているところを竹中が猪突猛進系のタックルをかましターンオーバーすると最後は竹田から外に展開。藤田がラストパスをウイングに放るかと誰もが思ったその瞬間DFのいるところに突っ込んでいき、パワーでトライを決める。ゴールも成功し12-10と逆転する。このワンプレーによりメンバーは笑顔をとりもどし、プレッシャーから解放されたのかいつもの調子を取り戻し、この試合で初めてウイングに抜擢された片桐の好タックル、村川の相手をあざ笑うかのような体を回転させての5人抜きトライなどで圧倒する。
 さらには後半12分に松下の美しいラインブレイクから最後は下釜のトライ、そして後半18分には相手のノックオンに反応した竹中が待ってましたの80m独走トライを決める。
一度はキックチャージでトライを奪われ流れが傾きかけたが、後半29分に竹田の駄目押しのトライによりそれを防いだ。最終的には41-22で勝利しジュニアカデコリー1残留を決めた。

 

 


 昨年の4年生が残してくれたカデコリー1を守ることができた。
そして何よりも去年と同じ状況、同じカードで圧倒できたことは、昨年からの成長を物語ってるだろう。
 カデコリー1で戦ってきたこの一年は大きな一年であったに違いがない。
 来年もカデコリー1でできるチャンスを得た。来年こそはこの一年の経験を活かし、カデコリー1で勝利できるチームになりたいと思う。

 

 

文責:西山 皓一朗