筑波大学ラグビー部
全国大学選手権 法政大学戦 試合観戦記2012年12月16日

 

 冷たい風が吹き付けながらも晴天に恵まれた秩父宮ラグビー場にて全国大学選手権 法政大学戦が筑波大学のキックオフで始まった。

 

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 試合開始早々法政大学はボールを展開しキックによるエリアの確保を仕掛けてくる。そのボールをクリーンキャッチするとカウンターを仕掛け敵陣に侵入するが、法政大学の前に出るディフェンスにプレッシャーを受けミスをしてしまい自陣深くまで入り込まれる。しかし、11番高橋の落ち着いたプレーでボールを確保すると、そこから継続したアタックで再び敵陣深くまで攻め混み試合最初のピンチを切り抜けた。
 その後すぐの敵陣15メートル付近のマイボールラインアウトから継続してアタックを続け、ペナルティを奪うとショットを選択。これを10番松下が決めて先制点を奪うことに成功する。


 法政大学のキックオフからリスタートし、ボールキープされるが粘り強いディフェンスでこれをターンオーバーしキックにより再び敵陣へ入る。その後もキックゲームが続くが、10番松下や14番彦坂によるナイスキックで長い時間敵陣でプレーし続けた。
 敵陣でのマイボールスクラムからのアタックでボールを奪われるとすばやい展開から自陣2メートル付近まで侵入を許してしまう。相手ラインアウトアタックからゲームが再開となったが相手のファーストアタックを6番水上がインターセプトすると、相手22メートル付近までするとテンポよく外へ展開し、最後は13番山下が中央付近まで持っていきトライ。ゴールも決まりリードをひろげた。
 その後も自陣から展開し継続したアタックをするもののなかなかトライに結びつかない時間が続いた。


 再び試合が動いたのは2番彦坂のプレーからだった。敵陣22メートル付近での相手ラインアウトにて、モールを組みハーフがボールを蹴りあげようとしたところを2番彦坂がチャージ。法政大学がセービングしたボールをターンオーバーするとすぐさま展開。最後は再び13番山下がトライ。ゴールも成功し追加点をあげた。
 その後は両チームとも継続してアタックするが、激しいディフェンスでお互いにトライを許さない我慢の時間が続いた。
 前半の終了間際に筑波大学はミスを多くしてしまい攻めきれず、逆に筑波大学のミスボールを上手く生かした法政大学のアタック時間が多くなった。前半ラストワンプレーでビックゲインされてしまった筑波大学はペナルティをおかしてしまう。法政大学はショットを選択しこれを決めたところで前半終了。17-3とリードしたまま試合を折り返した。

 

 

 

 法政大学のキックオフで後半が始まった。


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 後半に入るとディフェンスブレイクダウンで激しいプレッシャーをかけトライのチャンスを作る。
ターンオーバーを起点とした攻撃で15番内田、5番鶴谷が立て続けにトライ。
 後半10分にはスクラムから14番彦坂にボールが渡り80mを独走してトライ。力強いランは観客を沸かせた。
 その後、交代で入った16番村川、18番藤田、22番福岡が連続でトライを奪い、限られたチャンスをものにした。


 ロスタイムに入り、ゴール前の連続攻撃から最後は1番古賀がトライ。10番松下のゴールキックも決まったところでノーサイドの笛が鳴った。

 


 
 試合を終えてみると、61―3と大差の勝利であったが、法政大学の素早いボールへの絡みにターンオーバーを許す場面も多く見られた。
 1週間おきにゲームが続くタイトなスケジュールの中で、見つかった課題を修正して更に強くなっていかなければならない。
 大学選手権セカンドステージの残り2試合を一戦一戦ひたむきに戦って、日本一へ一歩ずつ近づいて行こうと思う。

 

 

文責:諸岡 泰裕、平山 仁