11月4日、関東大学対抗戦 青山学院大学戦が熊谷グラウンドで行われた。天気も良くすっきりとした秋晴れの中、筑波大学のキックオフで試合が開始された。

試合開始早々、筑波大学は相手のタッチキックをクイックスローで再開し、連続攻撃を仕掛ける。最後はSO松下からFL粕谷につなぎ中央にトライを決め、先制点を奪う。さらに前半14分には相手ボールをターンオーバーしLO鶴屋がトライ。
その後も、一時は青山学院大学の前に出る激しいディフェンスによりミスを重ね、ペースを掴めない時間帯もあったが自分たちのラグビーをやり続けることでトライを重ねる。
筑波大学は18分LO鶴屋、28分FB内田、34分SH内田、40分PR古賀とトライを重ね6T5Gの40ー0の大量リードで前半を折り返した。
後半が始まった。
後半開始直後、マイボールのラックから外へ展開し最後は
WTB彦坂が2人のディフェンスをかわしきりトライを奪うと、後半7分にはセットプレーからCTB中靏がラインブレイク、二次、三次とボールを繋ぎ、最後にはWTB彦坂がディフェンスを引きずりながら再びトライ。ここからしばらくの間、青山学院大学の激しいディフェンスによりミスが多くなり、トライの取れない苦しい時間が続く。 この悪い流れを断ち切るCTB中靏の見事なラインブレイク、そのまま相手の裏でパスを受けたWTB山下がトライ奪った。このトライにより再び流れを掴んだ筑波大学はその後、3つのトライを奪い試合終了となった。
78-0で筑波が勝利した。
昨年から課題であったポゼッションという面で、いい成果が得られたが、自陣でペナルティやミスをおかしてしまい自ら苦しい展開に持ち込んでしまった。
いい部分もあったが課題も多く見つかる収穫のある試合となった。シーズンも終盤に入り、来週はジュニア最終戦もあるのでチーム一丸となって日本一に向っていきたい。
文責:平山 仁、松本 翔太