筑波大学ラグビー部
全国大学選手権 東海大学戦 試合観戦記2011年12月23日
 11月18日12:00、秩父宮ラグビー場で、全国大学ラグビー選手権大会 第一回戦筑波大学対東海大学戦が行われた。観客も多く来場し、試合前から秩父宮はラグビーファンでいっぱいであった。負ければ引退がかかっている試合でもあるため、両チーム気合い十分のなかキックオフ。
 前半5分、敵陣ゴール前から10松下真のキックパスから01.JPG11山下一がトライ。ゴールも決め7-0とし、一年生コンビが筑波に先制点をもたらした。
 一気にリズムにのりたい筑波、しかし前半17分東海がゴール前スクラムからハーフ起点のサインプレーで抜け出しトライ。キックも決まり同点に追いつかれてしまう。
 とられた後のキックオフ、圧力をかけた筑波はラックから2彦坂圭が東海のハーフパントをチャージ、こぼれたボールを6水上→4鶴谷とつなぎトライを奪い返す。筑波としてはとられたすぐにとりかえしたので、チームとしての勢いがつくナイスプレーであった。ゴールは失敗で12-7となる。
 前半27分にペナルティーから東海がドロップゴールを狙うも、失敗。逆に5分後、15内田が鋭角なコースからラインブレイクして、スーパーゲイン。トライライン目前で、ラックを作り、素早いテンポから10松下真がトライ。むずかしい角度からのゴールも本人が決め19-7と引き離して前半終了となる。前半は、12点差を引き離して筑波有利となったが、まだまだ油断はできない。


08.JPG 後半スタート直後、東海大学に自陣深くまで攻め込まれるも筑波はこの猛攻にナイスディフェンスで対抗する。この開始直後の猛攻は8分間もの間続き、とうとう東海大学にディフェンスを破られトライを許してしまう。ゴールは決まらず19-12。
 相手に向きかけた流れを取り戻そうと意気込むメンバーだったが、その後も東海がボールを持って攻め、筑波が必死に守るという展開が続いた。11山下一のナイスタックルや8山崎のハイパンキャッチからのナイスゲイン、14彦坂匡のライン際でのナイスランなど、要所要所で素晴らしいプレーを見せる筑波大メンバーであったが、もう一歩のところや大事な場面でのノックオンやペナルティーなどが多くあり、流れを引き戻せずにいた。
 さらに後半28分、チームに対して注意を受けていた反則を2彦坂圭が起こしてしまい、10分間の退場となり14名でのプレーとなる。筑波はこの14人というピンチをしのぎ切れず30分にスクラムから東海8番にトライを許しゴールも決まって19-19と追いつかれてしまう。
 しかし後半31分敵陣10メートルライン付近からの距離のあるPGをこの日好調の10松下真が見事に決め22-19と引き離す。その後は1人少ない状況ながらも必死のディフェンスで対抗する。後半38分東海大学はPGを選択。決まれば同点に追いつかれる場面であったが、このPGははずれ3点リードを保った。ここで退場していた2彦坂圭も戻ってき、残り時間をみんなで守りきってノーサイド。22-19というせった試合をものにすることができた。
 負けたら終わりという大学選手権の1回戦を勝つことができたのは、目標である日本一に向けて大きな一歩となった。しかし試合内容は修正する点も多く、特にペナルティーの数は今後の試合に向けて必ず減らしていかなければならない。次の試合は、対抗戦で負けている明治大学が相手だ。日本一のため、前回の雪辱を晴らすため、部員一丸となって戦っていきたいと思う。

(文責:富屋隆博 櫛山雅史)