筑波大学体操部 筑波大学体操部
Gym for Life Challenge 2017(報告書5)2017年11月 9日 

【続く体操部の活動】

2年 佐々木大地

この大会から約1年半前に日本体育大学の荒木教授に声をかけていただき、その当時一年生だった今の体操部運営代の二人が決断したからこそ実現した大会でした。団体の中心となる二人にとっては今回の遠征、決してプラスの感情ばかりではなく、様々な問題から生じる焦燥感や圧迫感などあったことと思います。自分などにはその苦労は想像もつきませんが、それでも投げ出さず最後までやり通す姿勢に自然とメンバーも増え、作品も着実に前進していることが実感できました。ある人は問題点について指摘し、ある人は積極的に改善案を提案し、またある人は動きの練習を積み重ねる、など作品にかかわる姿勢は人それぞれではありましたが、部員全員がその人なりに今大会のことを考えて活動をしていたのだと感じます。それというのも作品担当者ができる限り皆の意見を聞き入れ、皆が納得して発表に臨めるような作品にしていこう、という姿勢でいてくれたからだと思っております。

発表の軸となる手具、フィジオロール。今大会のお話をいただく前後からいわゆるフィジオ作品の数々の発表の機会がありましたが、そのたびに発表を見ていただいた方々から「見たことない」「楽しそう」など、種々のうれしい言葉をいただいてきたものでした。都度、次の発表に向けて改善を繰り返し、作品にかかわる人のフィジオロールを扱う技術も成熟していき、納得のいく段階で続く発表へとステップを進めて来られたのだと感じます。実をいうとフィジオロールを用いた発表というのは過去の先輩方の作品映像集で見た覚えがあり、そこにもユニークな発想が詰まっていて感心させられたものでした。それを考えると今回自分たちがこのような貴重な機会を得ることができたのも、時期、周囲の方々、発想を求める体操部の考え方など、様々な偶然が折り重なってやっと実現できたものなのだと思います。

普段の活動では結果がすべてだと考えてしまう自分ですが、この時ばかりは今に至るまでの体操部の脈々たる、新たな発想を求めるという考え方にこそ大きな意味があるのだなとしみじみと感じられました。荒木教授に声をかけていただく前の、本当に部員のフィジオロールに対する経験が真っ新だった当時にフィジオロールに目を付けた部員が、この手具を用いてどんなことができるのかと頭を悩ませ、そこに自然と集い様々な発想を試みる部員たちの姿は今でも心に残っております。これらこそが体操部の誇るべき文化だと思います。

今大会は感謝が追い付かないほど多くの人によって成り立っていましたが、とりわけ直接の機会を与えていただいた荒木教授、体操部を見守って下さった長谷川教授、裏から表からサポートしてくださった本谷先生、経済的な支援をいつも下さる関係者の方々、そして体操部を引っ張ってくれた運営代の2人には深く感謝申し上げます。

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【豊かで充実した最高の時間】

2年 相原奨之

 まず初めに、本大会に出場するに当たりご支援・ご声援頂きました皆様に、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。

 今回、筑波大学体操部は「The Creative Gymnastics with Physio Roll」をテーマとし、作品発表をしてきました。発表にあたっては、仲間と協同し、フィジオロールの持つ特性を考え、試行錯誤しながらも動きを決定し、それを体現していくという過程がありました。わたし自身、日々の練習や遠征の中でも、様々なところで至らない点が多く、自分の未熟さを感じることが多くありました。しかし、その中でも自身の成長を感じることができ、それらを含めとても有意義で充実した時間を過ごす事ができたと思っています。

 大会の話になりますが、今大会、わたしの中で一番印象に残ったのは、ボランティアを含めた運営スタッフの皆さんの姿でした。具体的に言うと、舞台のマットを敷く時に軽やかに笑顔で走る姿、仕事の合間に一緒に手を組み楽しそうに踊る姿がそこにはあり、仕事中も仕事以外の時も笑顔が絶えていませんでした。その光景を見ていた時、ふと、「なぜこの人たちはこんなにも楽しそうに仕事をしているのだろう?」そんな純粋な疑問が自分の中で湧きました。これはその疑問に対する私なりの考えですが、それは仕事をただこなすだけではなく、その過程を楽しむような「遊び心」を持っているからではないかと思います。実際にスタッフの人に内情を聞いたわけではないので、その真意は定かではありませんが、どんな状況でも楽しむということは大切にしていきたいなと改めて考えさせられる出来事でした。

 最後に、3RD WORLD GYM FOR LIFE CHALLENGE に参加し、仲間たちと一緒に動いたこと、海外の体操の仲間たちと交流したこと、今回の遠征を通じて、経験したこと学んだことをわたしにとって一生忘れることができない財産となりました。また、大会に出るまで、仲間と一緒に試行錯誤し、練習した日々自体が忘れることができない思い出です。重ね重ねになりますが、深く感謝申し上げます。ありがとうございました。

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