筑波大学体操部 筑波大学体操部
Gym for Life Challenge 2017(報告書3)2017年11月 9日 

World Gym for Life Challengeを終えて】

3年 瓜兼汐里

運営代また作品担当者としてWorld Gym for Life Challengeに臨むにあたり改めて感じたことが2つあります。まず1つは、日々の活動は多くの人の支えによって成り立っているということです。応援する会の皆様や先生、卒業生の方々はもちろん、今回共に遠征に行くことの出来なかった部活のメンバーにも様々な面で支えられて今回の遠征を無事に終えることが出来ました。もう1つは、作品は担当者だけのものではなく、部員全員でつくりあげるものだということです。個性豊かすぎるメンバーゆえにそれぞれのこだわりも強く、やりたいこと見せたいことがたくさんで、作品にどう入れ込むか悩んだこともありましたが、今思えば幸せな悩みだったと思います。苦労しつつもきちんと向き合ったおかげで、部員全員の個性とフィジオの魅力がつまった作品に仕上がりました。発表を重ねるごとにフィジオの面白い動きが出てくると共に、見せ方にも工夫が加わり今できる最高の状態のものをノルウェーに持って行くことが出来ました。

コンテストの日は、やはりどこか緊張感があったり動きに固さの残るメンバーも見受けられましたが、GALAでは全員が海外特有の会場の雰囲気を存分に楽しみ、120%の発表ができたように思います。長時間のフライトによる疲れや慣れない環境の中で、全員が大きな怪我やハプニングなく発表を終えることができたのは本当に素晴らしいことです。

発表後に様々な国の人から"日本チームだよね!素晴らしかった!"と声をかけていただけたのもとても嬉しいことでした。自分たちが楽しんで発表を終えられただけでも十分なのに、見ていた方々の記憶に残りそうした言葉をかけてもらえる、そんな作品を発表出来たことを幸せに思います。

また、他の国の発表を見ていて感じたのは、"私たちがやっている体操と違う"ということです。完成度の高い組体操や、一糸乱れぬアクロの演技にももちろん心は打たれましたが、私たちが目指しているところではないと純粋に感じました。そもそもコンテストに求められていたのは彼らのような体操だったのかもしれません。彼らの演技と私たちの演技を同じ基準で比較し、評価するということ自体が間違っていた?のかもしれませんが、今回の経験を経て改めて体操部が目指していくべき方向性が分かったような気がします。やっている方が楽しむのはもちろんのこと、観ている人にもしっかりとそれが伝わる。かつ見てくれた人の記憶と心に何かを残せるような体操を目指していきたいと思いました。シルバーメダル獲得はもちろん嬉しかったけれど、このメンバーで2回も発表できたこと、あの素晴らしい場所で発表する喜びを部員と分かち合い、観ていた人から楽しかったと言ってもらえること以上の喜びはないと思います。今後の活動の糧になる、素晴らしい経験をすることが出来ました。

2017_07_29_53.jpg

World Gym for Life Challengeを終えて】

3年 冨名腰真子

昨年秋に始動し、あっという間にやってきたWorld Gym for Life Challengeも大きなトラブルなく無事に終えることができました。今回のWorld Gym for Life Challengeは会場であるコンベンションセンターの隣に宿泊施設というとても恵まれた環境での大会で、日程にも余裕があり大会期間中、メンバー全員元気に過ごすことができました。

私たち筑波大学体操部はsmall groups gymnastics and danceという部門に出場しました。コンテスト当日は朝にリハーサル、お昼まで部屋でまったりし、午後はビーチでまったりし、と私が(新体操で)これまで経験してきた試合への持っていき方とは真逆の雰囲気で本番までを過ごし、不思議な感覚を覚えました。でもそれが筑波大学体操部の良さであり、このメンバーの持っている雰囲気なのだと感じました。そのようなまったりした雰囲気とは打って変わって本番直前の舞台裏では体操部の発表で初めての緊張感を覚えました。演技が始まると緊張から表情が硬くなっているのを自分でも感じましたが、中盤からは会場の雰囲気や仲間の表情も見て、発表を楽しむことができました。演技の終盤にかけては何とも言えない感情になりもう泣き出してしまいそうでした。演技の一瞬一瞬を今でも鮮明に覚えています。昨年秋から作品作りを始め、運営代としてこのWorld Gym for Life Challengeに向けて頑張ってきたことでこのような感情を抱けたことはこの上ない幸せ者だと感じると同時に、同期でありこの作品をリードしてきくれた作品担当者の汐里に感謝の気持ちでいっぱいでした。結果はシルバーメダルで、翌日のGALAには出られないかと思われましたが、Wild card2枠に選ばれ、GALA出場が決定しました。私たちの演技が評価され、世界の体操家にもう一度私たちの演技を見てもらえることを非常に嬉しく思いました。GALAではこれまで以上に楽しむことができ、今までで一番良い発表だったと自信をもって言えます。このような舞台で多くの方に私たちの演技を披露できたことは私たち部員にとって大きな財産となりました。また世界の体操を観て、筑波大学体操部らしさというものに改めて気づくことができました。

今回は主将という立場でこの遠征を迎えましたが、部員の力になれているのか実感がなかなかできずにもどかしい想いがあったのも事実です。むしろ皆に支えられ、リーダーという立場ではあるものの大きなイベントは参加者全員で作っていくものだということに気が付くことができました。このWorld Gym for Life Challengeへの道を作ってくださった荒木先生、実際に行くまでの準備などをしてくださった本谷先生、支援をしてくださった体操部を応援する会の皆様、日本から応援してくれた部員、そして世界の舞台で一緒に演技した仲間、すべての方に深く感謝申し上げます。今後も私たちらしさを国内外に発信していけるよう日々の活動を充実させていきたいと思います。ありがとうございました。

まこ.jpg
世界体操祭 に関する新着記事10件