筑波大学体操部 筑波大学体操部
世界体操祭(GYMNAESTRADA)報告書42015年10月15日 

世界体操祭のグループ作品で作品を担当した方の感想です。


試行錯誤の連続

1年 相原奨之

 

 世界体操祭(WORLD GYMNAESTRADA)が終わって早くも2ヶ月という月日が流れた。今回、世界体操祭に参加して、感じたこと、考えた事をここに記したいと思います。

 世界体操祭のことを知ったのは、4年前。私が大学1年生の時でした。高校時代、水泳競技一筋であった私にとって、まず、体操というものがどういう種目かも分からず、ましてや世界中の人々が体操をするために集うイベントなんて、想像がつきませんでした。そんな中、スイスのローザンヌで世界体操祭が開催され、それに参加してきた体操部の先輩方のお話を聞いたり、演技映像を見ると、そこには、信じられない世界が広がっていました。見たことのない体操の手具の数々、子供から高齢者まで11人がイキイキと動く姿、体操を通じて、人々が国境を超えて交流する姿、どれもが新鮮であり、と同時に信じ難いものでした。このときから、私の中に、「世界体操祭へ行きたい!」そんな思いが芽生え始めていたのだと思います。

 そして、4年経った20157月。私はついに世界体操祭へ参加することができました。

 今回、私は、グループパフォーマンスにおけるGマット作品の担当者として、深く関わらせていただきました。作品を発表するにあたり、約2年前から本格的に、作品の材料探しが始まり、横浜体操祭、日本体操祭、つくば体操フェスティバルなど数々の発表の機会を経て、発表に至ることが出来ました。この作品は、1枚のキャンピングマットと1個のGボールを組み合わせて使い、その動きを盛り込んだ作品です。それらのJOINTを表現すると同時に、グループパフォーマンスのオープニングも兼ねているということもあり、とても重い責任がありました。作品を作る過程では、部員の意見をまとめ、作品に落とし込むこと、新たな動きを創り出すこと、「JOINT」というテーマ性を考えた作品作りなどが求められ、様々な壁にぶち当たりました。まさに、試行錯誤の連続であったと思います。

 実際の発表は、今までのどの発表よりもワクワクして、緊張して、そして、楽しくて仕方ありませんでした。あの時の感情は、なんて表現したらいいのだろうか。とても大きな達成感と充実感で心が満たされ、自然と笑みと涙が溢れてきました。

 世界体操祭に参加できたこと、また、ただ参加するだけではなく、作品担当者として携わり発表することができたことは、私にとって、この先一生忘れることができないかけがえのない財産です。

 世界体操祭に参加するにあたり、一緒に試行錯誤を繰り返し、日々を共に過ごした部員、作品作りを含め、様々な面でサポート頂いた先生方、OBOGの皆様、その他多くの関係者の皆様に深く感謝申し上げます。ありがとうございました。

 

作品担当者としての関わり

4年 北島瑛二

 私は今回のギムナで、マット作品を担当させていただきました。思い返せばこのマット作品は、一年前から長い期間をかけて形作られてきたものでした。15分間のグループパフォーマンスのテーマは"JOINT"。このテーマをどこまで体操として具現化できるか、あるいは手具を用いた独創的で筑波大学らしい体操をどこまで作り上げられるのか、そして国内・国外から集まる大勢の体操家の人たちに、この作品の魅力を感じてもらえるのかどうか。ギムナに至るまでの1年間、このようなことを考えながら試行錯誤の日々を送っていました。その最中で様々な課題・問題に直面し、作品の方向性を大きく変える必要が出たり、構成が定まりきらず右往左往したり、15分の中での位置づけも考えねばならなかったりと、決して順風満帆で進んできたわけではありませんでした。非常に辛く、ここまで悩み考えて取り組むことに意味はあるのかと思うこともありました。しかし、このようなことに思い苦しむことができたのは、今まで部活に取り組んできた経験と、それに対する自負があったからだと思います。自らの大学生活の中で一番懸命に取り組んできた部活動だからこそ、良い作品を作りたいと思えたし、先輩方や先生方が体操部で大切にしてきたことを自分なりに考え続けてきたからこそ、筑波大学体操部としての自負を培うことができたのではないか。今思えば、あれだけ体操部について悩んできたのも、それだけの思いをかけてきたからこそだと感じています。その自負に見合った作品となったかはわかりませんし、自分の考えてきた体操部の思いが良いものであるかはわかりませんが、少なくとも、私はこのギムナでの作品に、これまで体操部で得た経験の全てをつぎ込むことはできたと感じています。

 手具の提案や作品の原案を考えてくださった長谷川先生、作品の構成や動きが向上していくように助言をくださった本谷先生、独創的な動きを提案してくれ、作品について様々に話合えた体操部員、発表本番に一緒に作品発表の場を共有できたOBOGの方々、体操研の方々、そして日頃より活動を支援・応援してくださる全ての方々。皆様にお力をいただけたおかげで、私は今回のギムナで非常に貴重な経験をすることができました。心から感謝申し上げます。ありがとうございました。

 

 

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